【受給例】双極性障害で障害基礎年金2級を取得、年間約81万円を受給できたケース

  • 性別:女性
  • 年齢層:40代
  • 職業:無職
  • 傷病名:双極性障害
  • 決定した年金の種類と等級:障害基礎年金2級
  • 年間受給額:約81万円

相談時の状況

相談者は平成8年頃、高校生の頃から希死念慮が強く、35㎏まで痩せてしまったと思えば突然60kg台まで太ってしまったりと体重の増減が見られていました。その後病院を受診し、薬を処方してもらったものの改善は見られず。睡眠薬・抑うつ薬を一緒に飲み自殺未遂を図り病院へ緊急搬送。そのまま入院をされました。その後も何度も首吊り等を繰り返し、「双極性障害」の診断を受け入院。退院後就職するも到底就労できる状態ではなく、何度も入退社を繰り返していました。障害年金のことをこの時期に知り、ご自身で手続きをしたものの書類が相談者様の実態に則しておらず、不支給決定に。数年経過したが体調の回復が見られず、やっぱり障害年金を受給したいと考え当所にご相談となりました。

相談から請求までのサポート

長期にわたる経過の中、お話をよく聞いてみると、一度提出された診断書の内容に相違があることが判明致しました。ヒアリングを徹底して行い、当時診断書の記入をした担当医に聞いてみると診断書の記入の際、ADLと呼ばれる日常生活能力を評価する項目については本来、【単身で生活するとしたら可能かどうか】で判断する必要があるにも関わらず、当時相談者が実家にて暮らしていたことから、支援を受けているため日常生活能力ありと判断されていたことが判明。

ここの担当医の間違いを指摘させていただいた上で、ヒアリング内容を共有。しっかりと相談者様の現状に則した診断書に仕上げていただきました。

結果

結果として、一度目の請求では不支給だったものの、無事障害基礎年金2級を取得。年額81万円ほど受け取れることとなりました。お医者様は医学のプロですが、年金の請求方法等は難しい部分もあり間違えてしまうこともあります。

実態をしっかりと審査機関に伝えることさえできれば、一度不支給になってしまってもその後の請求で支給の決定がされることは往々にして起こることです。ぜひ、弊所の無料相談を利用して受給できる可能性を探ってみてください。

投稿者プロフィール
土江 啓太郎
土江 啓太郎
皆様、グロースリンク社会保険労務士法人の代表、土江 啓太郎です。私たちの事務所は、”幸せ”と”利益”を両立する「いい会社」を増やすことを経営理念として、皆様の職場での様々な課題に対応しております。特に、障害年金の請求をお考えの皆様には、適切な手続きをサポートし、権利が確実に守られるよう尽力しています。私たちのミッションは、職場の健全な発展をサポートし、労働者の皆様が安心して働ける環境を提供することです。長年の経験と専門知識を活かして、障害をお持ちの方々が公正な支援を受けられるように助言及びサポートを提供させて頂いています。障害年金についてご不明な点があればどうぞお気軽にご相談ください。
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