好酸球性多発血管炎性肉芽腫症で障害厚生年金3級を取得、年間約83万円を受給できたケース
相談者
- 性別:男性
- 年齢層:50代
- 職業:会社員
- 傷病名:好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)
- 決定した年金の種類と等級:障害厚生年金3級
- 年間受給額:約834,000円
相談時の状況
相談者は令和4年8月頃、突然40度近い高熱と全身の皮疹に見舞われ、5日間にわたり熱が下がらず、強い倦怠感と身体の腫れに苦しみました。左手に麻痺のような感覚も現れ、身体を自由に動かせなくなったため、緊急で入院する事態に。診断の結果、「好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)」と診断されました。難病指定されている傷病です。
約1ヶ月間は寝たきりの状態で、退院後も関節痛や両手のしびれといった後遺症が残っていました。体調の波が激しく、仕事への復帰も難しい状況が続いており、将来への不安から障害年金の申請を検討され、当事務所にご相談いただきました。
相談から請求までのサポート
当初は、初診日の証明や診断書の取得に不安を抱えておられました。特に難しかったのは、複数の診療科を受診していたため、医療機関における初診日の特定と証明資料の確保でした。また、体の麻痺の症状以外にも血管に炎症や異常値が見られたりするためどの診断書を用意するかも1つのポイントでした。
当事務所では、医療機関に対して的確に照会を行い、カルテの確認や初診日の特定をサポート。また、診断書の作成にあたっては、日常生活での困難さや就労状況について医師に具体的に伝わるよう、相談者から丁寧にヒアリングした内容をもとに補助資料を作成しました。体の麻痺がひどい、伝えたいというご本人様の意思を尊重し肢体の障害用の診断書を作成依頼することに。これにより、医師にも制度の目的や重要性を理解していただき、適切な診断書を得ることができました。
結果
申請の結果、「好酸球性多発血管炎性肉芽腫症」により障害厚生年金3級が認定され、年間約83万円の年金受給が決定しました。診断書だけでなく、血液検査の結果等を参考資料につけ申請をしたことが受給につながった要因と考えられます。
これにより、相談者は治療に集中しつつ、生活への不安を軽減することができました。
現在も継続的な通院とリハビリを行いながら、体調の安定に努めておられます。