【受給例】大脳皮質基底核変性症で障害基礎年金1級が認定、遡及約170万円が決定されたケース
相談者
性別:女性
年齢層:64歳(相談時点)
職業:第3号被保険者
傷病名:大脳皮質基底核変性症(CBD)
年金種類と等級:障害基礎年金 1級
年間受給額:約100万円
その他:遡及支給 約170万円
相談時の状況
相談時点で64歳。片側優位の筋強剛・失行・手指巧緻性低下が進み、ほとんど1人では生活できない状態。屋外は車椅子中心、屋内も手すりや介助が欠かせず転倒リスクが高い状況と当事務所に相談されました。
嚥下時のむせ・構音の不明瞭さから食事の見守り・形態調整が必須でした。
加えて、65歳到達が近いため請求手続きの取り扱いが変わり得る点を踏まえ、早期に申請準備を進める必要性が高いケースでした。
64歳のため、スケジュールを最優先。
相談当日からタイムラインを逆算し、受診記録の取り寄せ、診断書作成依頼、申立書ドラフト作成、同意書・必要添付の収集を一気通貫で実施。医療機関の記載締切・面談日程を先に押さえ、年齢到達前の提出体制を整えました。
初診日の特定と受診歴の時系列化 初診医療機関~転院先までの受診状況等証明書を取得。
診断書の依頼設計(肢体/必要に応じて嚥下・言語)にて、 片側優位の症状、関節可動域・筋力、立位保持・歩行距離、常時介助の要否、嚥下・構音の状態、福祉用具(手すり・杖・車椅子)を漏れなく反映できる依頼メモを作成。
不足が何点かありましたが、急ぎであったため担当医の常に連携、追記等対応していただきました。
結果
審査の結果、障害基礎年金1級が認定。未請求期間に対して遡及支給(約170万円)が決定しました。
年齢到達前に集中的に準備・提出できたことで、生活実態に見合った認定と遡及につながりました。
経済的基盤の確保により、移乗・入浴介助・見守り、誤嚥予防の食事介助、通院付添い等の在宅介護体制の継続が可能となりました。
ポイントとして、年齢が64歳の段階では、手続面の取り扱いが変わり得るため迅速な着手が重要。
大脳皮質基底核変性症では、左右差・失行・巧緻動作障害・姿勢保持困難が生活に及ぼす影響と常時介助の必要性を、介護保険情報や福祉用具の利用状況も含め同じ基準・同じ時系列で示すことが審査の鍵になります。

- 皆様、グロースリンク社会保険労務士法人の代表、土江 啓太郎です。私たちの事務所は、”幸せ”と”利益”を両立する「いい会社」を増やすことを経営理念として、皆様の職場での様々な課題に対応しております。特に、障害年金の請求をお考えの皆様には、適切な手続きをサポートし、権利が確実に守られるよう尽力しています。私たちのミッションは、職場の健全な発展をサポートし、労働者の皆様が安心して働ける環境を提供することです。長年の経験と専門知識を活かして、障害をお持ちの方々が公正な支援を受けられるように助言及びサポートを提供させて頂いています。障害年金についてご不明な点があればどうぞお気軽にご相談ください。
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