Q.一度自分で申請したところ、不支給でした。もうあきらめるしかないでしょうか?
「自分で障害年金を申請したけれど、不支給になってしまった…」このようなケース、本当に多くいらっしゃるかと思います。一度不支給となると、「もう申請できないんじゃないか」「これ以上何をしても無駄なのでは」と落ち込んでしまわれる方も少なくありません。でも、あきらめないでください。不支給になった方でも、もう一度チャレンジして、受給に至るケースは決して珍しくありません。
不支給の理由はさまざまですが、よくあるパターンとして、病歴・就労状況等申立書の書き方が不十分・不適切だったり、診断書に日常生活の困難さが正しく反映されていなかったりすることがあります。また、初診日の証明書類が不足していたり、保険料の納付要件を満たしていないと誤解されていたりするケースもあります。専門の社労士が書類を見直すことで、「ここを補強すれば認定される可能性がある」という点が見えてくることも多いのです。不支給決定が届いてから3か月以内であれば、審査請求という不服申し立てもできますし、期限を過ぎていても新たに再申請という道も残されています。
当事務所でも、一度ご自身で申請されて不支給となった方が、再度私たちと一緒に申請し直して障害年金を受給できたケースが多数ございます。「もうだめだ」とあきらめる前に、まずは一度、障害年金に詳しい専門家にご相談ください。あなたの状況をしっかりと確認したうえで、最適な方法を一緒に考えていきましょう。