働きながら障害年金はもらえるの?【専門の社労士が徹底解説!】

働きながら障害年金をうけることの実態

障害年金は、障害を持つ個人が経済的サポートを受けるための公的な年金制度です。この制度には障害基礎年金、障害厚生年金、障害共済年金の三種類があり、それぞれが異なる条件で支給される年金が決定されます。障害の程度によって支給が決定されるため、働いているかどうかは直接的には受給可能かどうかに影響を与えません!ですが傷病の種類によっては、就労の有無が審査結果に大きく影響を与える可能性があるのは事実です。

 

働いていることの影響が大きい傷病・小さい傷病

人工透析や人工関節等客観的に見て明らかに生活に制限を与えている傷病や、検査結果によって等級が判断される傷病は、働いていても受給の可能性が比較的高い傷病ということになります。しかし、見た目や検査結果等が数値化しにくいうつ病などの精神疾患、がんや心臓病のような内臓疾患の場合、就労の有無は審査結果に大きな影響を与えるといっても過言ではないでしょう。しかし、働いているからと言って必ず不支給になるかというと全くそんなことはありません!周りのサポートをうけなければ労働がむずかしい等健常者の方に比べて制限がかかっていると認められる場合、障害年金を受け取れる可能性があります(例:障害者雇用枠で働いている。家に帰ると無気力になってしまい、身の回りのことが全くできなくなる等)。

 

受給後に働き始めた場合

現在すでに障害年金を受給されていて、これから働こうとしている場合は注意が必要です。
うつ病等で障害年金を受給していて就労していなかった場合、次の更新のタイミングで働いていることを理由に年金が減額されてしまったり、支給停止になる可能性があります。
会社から協力を得ることでやっと労働が可能であったり、健康面から週数時間のみの勤務しかできなかったりしている場合は不支給とならない可能性があります。
更新の際少しでも不安がある時は申請のプロである社会保険労務士に相談することをお勧めいたします。

 

最後に

働きながら障害年金を受給するためには、就労に関する正確な実態把握と審査請求の知識が不可欠です。事務所では、障害年金の申請サポートを行っております。初回無料面談を行っていますので受給できるか不安、障害年金の仕組みをもっとわかりやすく教えてほしいといった場合にはぜひ、弊所までお問い合わせください!

 

投稿者プロフィール
土江 啓太郎
土江 啓太郎社会保険労務士
皆様、グロースリンク社会保険労務士法人の代表、土江 啓太郎です。私たちの事務所は、”幸せ”と”利益”を両立する「いい会社」を増やすことを経営理念として、皆様の職場での様々な課題に対応しております。特に、障害年金の請求をお考えの皆様には、適切な手続きをサポートし、権利が確実に守られるよう尽力しています。私たちのミッションは、職場の健全な発展をサポートし、労働者の皆様が安心して働ける環境を提供することです。長年の経験と専門知識を活かして、障害をお持ちの方々が公正な支援を受けられるように助言及びサポートを提供させて頂いています。障害年金についてご不明な点があればどうぞお気軽にご相談ください。
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