タンジール症で障害年金は受給できるの?【専門の社労士が徹底解説!】
目次

(参考HP:難病情報センター )
タンジール病とは?
- 扁桃腺の肥大(オレンジ色に変色することが特徴的)
- 脾腫(脾臓の腫大)
- 末梢神経障害(手足のしびれや感覚障害、筋力低下など)
- 動脈硬化の進行
- 角膜混濁(目の角膜にコレステロールが蓄積)
タンジール病で障害年金は受給できるの?
障害年金を受給するための要件は?
障害年金の等級はどう決まるの?
どんな診断書が必要になるの?
- 肢体用の診断書(末梢神経障害が主症状の場合)
- 循環器系の疾患用の診断書(動脈硬化による循環器系の症状が主症状の場合)
- その他の疾患用の診断書(複数の症状が重なっている場合)
診断書に記載される主な項目としては、末梢神経障害の程度(感覚障害、運動障害、筋力低下の程度など)、歩行能力、日常生活動作の制限の程度、動脈硬化による循環器系の症状、検査所見(神経伝導速度検査、画像検査など)などがあります。
特に重要なのは、末梢神経障害の程度と日常生活動作の制限の程度です。診断書には、具体的にどのような症状があり、それが日常生活や労働にどの程度影響を与えているかを詳細に記載していただく必要があります。
申請する際の注意点は?
タンジール病で障害年金を申請する際には、いくつか注意すべきポイントがあります。
まず、医師による診断書の記載内容が非常に重要です。単に病名が記載されているだけでは不十分で、具体的にどのような症状があり、それが日常生活や労働にどの程度影響を与えているかを詳細に記載していただく必要があります。たとえば「末梢神経障害により歩行に支障があり、杖が必要」「感覚障害により細かい作業が困難」「筋力低下により長時間の立ち作業ができない」「動脈硬化により階段の昇降が困難」といった具体的な記載があると、審査する側にも状況が伝わりやすくなります。
次に、病歴・就労状況等申立書の記載も重要です。これは患者さんご本人やご家族が記載する書類で、発症から現在までの経過や日常生活の状況を詳しく説明するものです。症状の変化、治療の経過、現在の生活における具体的な制限などを丁寧に記載することで、診断書の内容を補完し、実際の生活状況を審査担当者に理解してもらうことができます。
また、タンジール病は進行性の疾患であることが多いため、障害認定日時点での症状の程度を正確に把握することが大切です。過去の検査データや診療記録を整理しておくと、申請の際に役立ちます。
末梢神経障害が主症状の場合
タンジール病では、末梢神経障害が主な症状となることが多く、この場合の障害年金申請では、肢体用の診断書を使用します。
末梢神経障害の評価では、感覚障害、運動障害、筋力低下の程度、歩行能力などが重要なポイントとなります。たとえば、感覚障害により細かい作業が困難、運動障害により歩行に支障がある、筋力低下により重いものを持てない、長時間の作業ができないといった具体的な困難があることが重要です。
診断書には、神経伝導速度検査などの検査結果も記載されます。これらの検査結果と、日常生活動作の制限の程度を総合的に評価して、障害の等級が決定されます。
動脈硬化による症状がある場合
タンジール病では、動脈硬化が進行することがあり、循環器系の症状が現れることがあります。この場合、循環器系の疾患用の診断書を使用することもあります。
動脈硬化による症状としては、狭心症、心筋梗塞、脳血管障害などが挙げられます。これらの症状がある場合は、循環器系の症状として評価されます。ただし、タンジール病の場合は、末梢神経障害と動脈硬化の症状が重なっていることが多いため、総合的に評価されることが一般的です。
タンジール病の障害年金でよくある疑問
ここでは、タンジール病による障害年金申請でよくある疑問についてお答えします。
Q1. 症状が安定している期間があっても申請できますか?
タンジール病は、症状が進行していくことが多いですが、個人差が大きく、症状が安定している期間があることもあります。しかし、障害年金の申請は可能です。審査では、症状が最も軽い時期の状態ではなく、一定期間における平均的な状態が評価されます。
診断書を作成してもらう際には、症状が安定している時期だけでなく、症状が悪化した時にどのような状態になるのか、どのくらいの頻度で悪化するのかなど、病状の変動についても医師に詳しく記載してもらうことが重要です。
Q2. 末梢神経障害の程度だけで判断されるのですか?
いいえ、末梢神経障害の程度だけで判断されるわけではありません。神経伝導速度検査などの検査結果は重要な判断材料ですが、それと同時に日常生活動作の制限の程度も評価されます。
たとえば、検査結果が基準に近い場合でも、日常生活に著しい制限がある場合は、障害年金の対象となる可能性があります。逆に、検査結果が基準を満たしていても、日常生活にそれほど大きな支障がない場合は、対象とならないこともあります。
Q3. 他の病気も併発している場合はどうなりますか?
タンジール病に加えて、他の病気も併発している場合は、それらの病気も含めて総合的に評価されます。複数の病気が重なることで、日常生活への影響がより大きくなる場合は、総合認定という方法で評価されることがあります。
診断書には、すべての病気について詳しく記載してもらうことが大切です。
最後に
タンジール病の症状で日常生活や仕事に困難を抱えている方にとって、障害年金は生活を支える大切な制度です。進行性の疾患であるからこそ、早めに専門家に相談し、適切なタイミングで申請することが重要です。
もしあなたがタンジール病の症状でお悩みでしたら、一人で抱え込まず、ぜひ当事務所にご相談ください。あなたの状況を丁寧にヒアリングし、障害年金受給の可能性や手続きの流れについて、分かりやすくご説明させていただきます。
「もしかしたら、私も対象かも…」
そう思われたら、まずはお気軽にお問い合わせください。専門家として、あなたの明るい未来のため伴走させていただきます。
無料相談はコチラ!

初めての方へ

