障害年金の診断書、どの病院・どの先生に書いてもらえばいい?申請前に知っておきたいポイント

社会保険労務士 土江

こんにちは!

グロースリンク社会保険労務士法人の土江です。

「障害年金の診断書は、今の主治医に書いてもらえばいいの?」
「転院しているけれど、どの病院にお願いすればいい?」
「複数の科にかかっている場合は?」

 

名古屋・岡崎・豊田で障害年金のご相談をお受けしていると、こうした「診断書は誰に書いてもらうか」というご質問をよくいただきます。

結論からお伝えします。障害年金の診断書は、原則として「現在の障害の状態をよく把握している主治医」に書いてもらいます。ただし、申請の種類や状況によって、依頼先を慎重に選ぶ必要があります。

この記事では、診断書を誰に・どの病院にお願いすればよいか、申請前に知っておきたいポイントを解説します。

 

まず知っておきたい:障害年金の診断書は「2種類の時点」がある

障害年金の申請では、いつの時点の状態を証明するかによって、必要な診断書が変わります。

  • 障害認定日の診断書:初診日から1年6ヶ月経過した時点(障害認定日)の状態を証明するもの
  • 現在(請求日ごろ)の診断書:現在の状態を証明するもの

過去にさかのぼって請求する場合(遡及請求)は、「障害認定日ごろ」と「現在」の2枚の診断書が必要になることがあります。この2つは、当時と現在で病院が違えば、別々の医師に依頼することになります。

 

基本は「現在の主治医」に依頼します

現在の状態の診断書は、今かかっている主治医に書いてもらうのが基本です。

ポイントは、あなたの障害の状態を、日頃からよく把握している医師であることです。診断書には日常生活の状況なども記載されるため、症状や生活ぶりを理解してくれている主治医が望ましいといえます。

転院したばかりで、まだ主治医があなたの状態を十分に把握していない場合は、ある程度の通院期間を経てから依頼するほうが、実態に沿った診断書になりやすいことがあります。

 

転院している場合はどうする?

これまでに転院している方は、状況によって依頼先が変わります。

現在の状態の診断書

今の主治医に依頼します。

障害認定日ごろの診断書(遡及請求の場合)

障害認定日のころにかかっていた病院に依頼します。すでに転院していても、当時の病院にカルテが残っていれば、当時の状態で書いてもらえます。

初診日の証明(受診状況等証明書)

一番最初にかかった病院に依頼します。これは診断書とは別の書類で、初診日を証明するためのものです。

このように、障害年金では「初診の病院」「認定日ごろの病院」「現在の病院」と、複数の医療機関が関わることが珍しくありません。

 

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複数の科・病院にかかっている場合は?

たとえば、精神科と内科など、複数の科にかかっている方もいます。この場合、障害年金の対象となる傷病を診ている科の医師に診断書を依頼します。

また、障害の種類によって診断書の様式が異なります(精神用・肢体用・眼用など)。どの傷病で・どの様式で申請するかによって、依頼する医師が変わることがあります。ここは判断が難しいところなので、迷ったら専門家に相談することをおすすめします。

 

「書いてもらいにくい」と感じたときは

なかには、「主治医が障害年金に詳しくない」「診断書の作成に消極的」というケースもあります。

診断書の作成は医師の判断によりますが、患者が障害年金の申請を希望すること自体は正当な権利です。もし依頼しづらいと感じる場合は、次のような工夫があります。

  • 「障害年金の申請に使う」と目的を明確に伝える
  • 日常生活の困りごとをメモにまとめて渡す
  • 専用の診断書様式を用意して渡す

それでも不安な場合は、社労士が間に入って、医師に伝えるべきポイントを整理するサポートもできます。

 

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依頼先を間違えると、申請がやり直しになることも

診断書は、作成に数週間かかることもあり、費用も発生します。依頼先や様式を間違えると、時間も費用も無駄になってしまうことがあります。

特に、遡及請求で「認定日ごろの診断書」が必要なのに現在の分だけ用意してしまった、対象傷病と違う科に依頼してしまった、といったケースは避けたいところです。

申請前に「どの病院に・どの時点の・どの様式の診断書を頼むか」を整理しておくことが、スムーズな申請につながります。

 

まとめ

  • 現在の診断書は今の主治医に依頼するのが基本
  • 遡及請求では認定日ごろの病院にも依頼が必要なことがある
  • 初診日の証明は一番最初の病院に依頼する
  • 複数の科にかかっている場合は対象傷病を診ている医師
  • 依頼先・様式を間違えると、時間も費用も無駄になることがある

「誰に頼めばいいかわからない」「転院していて整理がつかない」という方は、ぜひご相談ください。どの病院に・どの診断書を依頼すればよいか、あなたの状況に合わせて整理いたします。

名古屋・岡崎・豊田を中心に、グロースリンク社会保険労務士法人では障害年金の無料相談を実施しております。ご来所が難しい方には、電話・LINE・オンライン相談にも対応しております。

 


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