【専門家が解説】障害年金の不支給が増加しています【現状と対策】
こんにちは、社会保険労務士の土江です。
現在、障害年金の不支給が増加していると報道をされています。
障害年金の申請を検討されている方にとっては不安を感じられる情報なのではないでしょうか?
こちらの記事では障害年金のプロである社労士が現状や対策を解説します。
障害年金の不支給増加の現状
共同通信より24年は23年と比較をして精神・発達障害の不支給割合が2倍に増えていたの報道がありました。
全障害で見ても1.6倍に増加をしているというデータです。
報道を受け、当事務所でも不安に思ってご連絡をされる方が増えております。
障害年金の申請で重要なポイント
では、今障害年金の申請は控えた方が良いのでしょうか?
生活が苦しい、少しでも早く金銭的な補助が必要という方はそうはいかないと思います。
障害年金は重要な社会保障制度ですので、是非申請を検討いただきたいです。
申請を検討している方に今すぐできるアドバイスをさせていただきます。
①これまでの病歴を整理する
障害年金ではこれまでの通院歴を書類にまとめる必要があります。
体調が悪くなったタイミングからこれまでの病歴を書きだしてみましょう。
また、最初に病院に行った「初診日」を証明する必要があります。
初診日が5年以上前、初診日の記憶があやふやと言う場合は注意が必要です。
➁精神疾患の方は日常生活の状況をまとめる
精神疾患は数字で症状が表せないため、生活にどの程度影響が出ているか医師に判定をしてもらいます。
お家での状況は主治医もご存じでないことが多いので、下記の項目をまとめてみてください。
・適切な食事
・身辺の清潔保持
・金銭管理と買い物
・通院と服薬
・他人との意思伝達及び対人関係
・身辺の安全保持及び危機対応
・社会性
①と➁を行ったうえで、専門家に相談をすることがおすすめです。
障害年金の申請を検討している方へ
このような状況で、より障害年金の専門家の知識が重要となってきます。
・ご自分で申請を考えている
・ご家族や施設の職員様に申請をしてもらおうと思っている…
と言う方も一度専門家に相談してみませんか?
当事務所は初回のご相談は無料です。
お気軽にご連絡ください。